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名古屋市・千種区・東区・アレクサンダーテクニーク教師河野の「見直すブログ」

アレクサンダーテクニーク教師会正会員、河野広昌のブログです。 自分自身の考えを見直し、気づいたことや活動内容を綴っていきたいと思います。レッスンは千種駅前の教室で。

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建設的に意識調整するヒトはFM氏の2冊目の著作ですが、そのなかにこんな小見出しがあります。

「特定の救済策を選ぶと、逆に全般的な悪状況を生む」

その冒頭では、以下のように書かれています。
「負債は限定的範囲にすることで生じ、特別な働きがヒトの理性的道筋にあるとしても、それを狭めて思い込みによる結論に至り、自分の全般的な欠点の原因を特定の筋肉の欠点としているならば、そんな狭められた間違いだらけの観念に導かれて、直接的な考えで筋肉発達させる手段をとり、特定の訓練をする行為を特定の回数やりながら、目的を発達へ向けて特定の筋肉に及ぼす事になるだろう。やがて明らかになるように、こんな道筋では満足いくように阻止できるはずもなく、ここで衰退は全般的な協調不全や誤調整や誤配置になり、私の解説してきたとおりだ」

全般的な欠点の原因を一部の特定な欠点と取り違えて、直接的に特定部分を変えようとしても、逆に全体がおかしくなると・・・
これは肉体訓練という文脈で書かれた文章ですが、「特定の筋肉」というところを自分の問題に対応する言葉に置き換えて読んでも当てはまりそうです。

全体として協調していれば部分はうまく働く・・・ということでいつでも全体の協調を意識する必要があるなと改めて思い直しました。

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2月に発売になったFMアレクサンダー著、Constructive Conscious Control of the Individualの翻訳本、建設的に意識調整するヒトですが、ぼちぼち読み返しながらノートしています。

第三部感覚的評価に関連する人類の必要性の第一章のタイトルは「汝自身を知れ」です。
古代ギリシャのデルポイにあるアポロン神殿に刻まれていた神託だといわれているそうです。
まさにワークでは自分という題材を使って、自分自身の現実の行為から自分自身のことを学んでいるので、この言葉をFMさんが章題にしたかったのもわかる気がします。

この章の中で、以下の文章があります。

『人類史として、戦争や他分野における集団的行為に大いなる関心を持つ人々は数多いがしかし、そこにはごくわずかな利益や価値しかなく、とりわけ人類の未来における懸念を比較するならば、個人的な努力において、人類種の苦しむ日々に見つけようとしている解決方法は血や肉にある困難に向けたものである、つまり、直接の懸念は人類の健康状態にある。こうした困難は、自然な結末であるというのも、人類が努力して適応しようと自ら絶えず変化する心身状況に向かうと同時に試みながら進化をするつもりでも、未開状態から文明状態へ移るところに伴って、人類の初期に確立した潜在意識的な概念で教育や全般的な発達をするつもりであるからだ。』

自分なりに要約すると、
「集団的行為に大いなる関心を持っても価値は少なく、個人個人の血や肉、つまり心身の健康状態こそ問題だ。そしてその問題は、人々が潜在意識的調整を土台として教育や発達をしているから自然な結末だ。」

社会が~、政治が~、世の中が~といろいろ考えるのは有益なことですが、自分自身の心身を置き去りにしていては、利益は得られない・・・
一方で、社会や政治、国際関係なども無関係ではなく、それらの大きな単位で動いていることも自分自身とつながりがあるという視点もあります。

ただ、それは自分自身を置き去りにして考えるということではなく、あくまで自分自身の血肉とのつながりで学び、考えていくことが大切なことだなと思いました。
例えば自分の考え方というのは、いかに日本の戦後教育、つまりGHQが主導した日本弱体化教育によって影響を受けているのか、というのは調べていくと分かりましたし、そうした大きな流れのなかに私も生きているので、両方の側面から見ていく必要があります。
ただ、あくまで自分自身の具体的な問題を解決していく、そちらを進む方向としたいです。

社会は「個人」が構成しているので、その個人の質が大切だとFMさんは言っていたそうです。


この本について語ったネットラジオもどうぞ。
https://www.youtube.com/watch?v=qXiXR0BCio0&t=1010s

建設的に意識調整するヒトの第二部は「感覚的評価に関連する習得方法と習得される行動」というタイトルが付いています。

その中で『実例2 やることを「自分のやり方」でする』という項目があります。
以下にまとめてみます。

生徒が自分自身の固定観念で、何ができるか何ができないかを決めつけている。
そしてレッスン中にその感覚的評価に従っているため、教師の指示を生徒が自分自身のやり方に変えてやってしまう。しかもその指示も曖昧にしか記憶されていない。
そんな風に自分自身のやり方でやって生徒は目的を達成できていないのに生徒は「困難」だとしている。
しかし困難など最初から存在せず、それは生徒自身がうまくいかないやり方を採用しているために生まれているものだ。
それを変えていくには生徒が一旦停止して「手段を吟味」するようにならなければならない。

どんなに最高の教育を受けていようとも、感覚的評価によって自分のやり方でやってしまうような原理が横たわっている現代教育は間違っている。
無価値な道筋をなくしていくこと、つまり抑制があれば自分自身の本来の資質が現れてくる。

意志力(volition)とは、何を我々のつもりでやろうとするかで、抑制力(inhibition)とは何を我々は拒否してやることをしないか、つまり予防するかだ。
抑制力が無ければそこにはかなり危険が有り、欠落した心身機構が発達して、硬直性を作り出す。
そしてそこに関連して信頼しない感覚的評価がある。


現代教育(この時は100年ほど前だけど)について痛烈な批判ですが、日本の百年前は今よりもましな教育をしていたのではないかと思います。ま、土地によるだろうけど・・・
(理由は当時の日本の映像を見るとみんな使い方がいいからです。)
戦後、欧米の教育理論や占領政策によって大きく日本の教育は変わってしまっていて、現代日本においては上記の教育批判はばっちり?当てはまるでしょう。

自分のやっていることが無価値だと気づいたら即座にやめられる、ということの大事さを改めて認識しました。


当時の日本人たちの映像はこれで見れます。

プロフィール

HN:
河野広昌
年齢:
34
性別:
男性
誕生日:
1986/02/08
職業:
教師
趣味:
音楽演奏、歴史研究
自己紹介:
一般社団法人アレクサンダーテクニーク教師会認定のアレクサンダー教師です。
母校アレクサンダーテクニークジャパンは2018卒業予定です。(意識調整教師コース)
名古屋市千種区にあるアレクサンダーテクニークジャパン(ATJ)の教室にてレッスン可能です。
住所:名古屋市千種区内山3-25-6 千種ターミナルビル901

個人ワーク、出張ワークなども承ります。
レッスン希望の方はご連絡ください。
TEL:080-3232-6128
Mail:kotti007@gmail.com

詳しくは中日本アレクサンダーテクニーク教室ホームページをご覧ください。
https://nakanihon-cc.jp


私の所属しているトレーニングスクールであるATJは以下を大切にしています。
 ・創始者FMアレクサンダーの著作・思想に基づいたワークを行うこと。
 ・ボディワークとしてではなく、環境も含めた人間性全体を視野に入れた全人的ワークを行うこと。
 ・STATなどの国際基準に基づいた1600時間を超えるトレーニングを受けた教師であること。

FMアレクサンダーの提唱した「Conscious Control(意識調整)」を追求したワークを実践しています。

現代の大問題である「電磁波障害」に対しても、対策・問題解決のご相談にの-れます。
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